群青
ultramarine.
HOW TO SENTO? 02/11/07
日ごろからアメリカナイズをウエハーとしたラグジュアリーでハイソサエティな生活を送っている私だが、銭湯に行くときだけは日本人でよかったと思う。ここでいう銭湯とは、今流行のスーパー銭湯や健康ランドではなく、昔ながらの瓦屋根に黒塀の由緒正しき銭湯を指す。かつて紳士と淑女の社交場であった銭湯と鹿鳴館は、今や衰退の一途だ。この文章はそんな銭湯離れに警鐘を鳴らすべく書かれたのもである。
- 心構え
銭湯は、温泉旅行ではない。出かける際には、決して気負ったり心構えを持ったりしないよう心に刻もう。 - 準備
服装はなるべく軽装で。たとえどんなに離れて電車や車、飛行機などを使うにしても、下駄履きや突っ掛けが望ましい。夏は短パン、冬はジャージ+手ぬぐいマフラーで入場すれば、一目置かれること間違いなし。公共の場なので、身体を清めてから行くのがエチケットである。 - 持ち物
小銭とタオルだけというのが、通っぽく見える。身体を洗いたい人はマイ石鹸、マイシャンプー、マイ歯ブラシなどもよい。コンビニの袋に入れると好感度アップ。その他の持ち物では、金魚のじょうろまではOKだが、浮き輪、サーフボードなどはまわりの人の迷惑になるからやめた方がよい。 - 行きかた
目指す建物は、煙突の下にある。
以上の事を守れば、あなたもいっぱしのセントイストになれるだろう。湯〜桶?